再生医療と聞いて、すぐに思い浮かぶのは京都大学医学部・山中教授の「iPS細胞」ではないでしょうか。
2014年には世界で初めてiPS細胞を用いた移植手術が行われるなど、実際に成果をあげています。
そもそも再生医療とは、体の臓器や組織の機能がケガや病気で失われた時、失われた機能を再生させるために細胞や組織を移植して、臓器や組織の機能を元に戻す医療のことです。
当院では、脂肪由来幹細胞を用いた再生医療を採用しています。これは、大学病院を中心に数多くの臨床研究や臨床試験が行われ、厚生労働省監視下で安全性の検証が進められた治療です。
患者さんご自身の脂肪から採取した細胞でも、効果が期待できます。
たとえば、乳がんの手術で失われた乳房を乳房再建再生医療で元のように美しく戻すことができれば、どれだけ前向きな人生を送れるでしょうか。
膝を傷めて歩くことさえ困難な方が、膝の再生医療でスムーズに歩くことができれば、どれだけ楽しい人生を送れるでしょうか。
再生医療は、今後さらに進歩するさまざまな可能性を秘めた治療法といえます。

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