セルメディカルチームジャパンでは、院内の除菌、ウイルス対策に令和元年よりスーパー次亜塩素酸水(スーパー次亜水)を使用しています。 スーパー次亜水は通常の次亜塩素酸水と異なります。 弱酸性に調整し大腸菌・緑膿菌・MRSA・コロナウイルス・ノロウイルス・インフルエンザなどに対する除菌、滅菌効果が有効です。 また、人体への安全性を検証の上、スーパー次亜水を使用し衛生管理を徹底しています。 院内での感染発生はございません。 ※また、来院された患者の方がスーパー次亜水をご希望の場合、無料で提供しています。 (容器代のみ別途200円)各スタッフにお声掛け下さい。
再生医療とは
再生医療と聞いて、すぐに思い浮かぶのは京都大学医学部・山中教授の「iPS細胞」ではないでしょうか。2014年には世界で初めてiPS細胞を用いた移植手術が行われるなど、実際に成果をあげています。
そもそも再生医療とは、体の臓器や組織の機能がケガや病気で失われた時、失われた機能を再生させるために細胞や組織を移植して、臓器や組織の機能を元に戻す医療のことです。
当院では、脂肪由来幹細胞を用いた再生医療を採用しています。これは、大学病院を中心に数多くの臨床研究や臨床試験が行われ、厚生労働省監督下で安全性の検証が進められた治療です。
患者さんご自身の脂肪から採取した幹細胞(ADRC)、もしくは患者さんご自身の脂肪由来の培養幹細胞(ADSC)を使用するため、拒絶反応が起こりにくく、また、高齢の方から採取した細胞でも、効果が期待できます。
たとえば、乳がんの手術で失われた乳房を乳房再建再生医療で元のように美しく戻すことができれば、どれだけ前向きな人生を送れるでしょうか。
膝を傷めて歩くことさえ困難な方が、膝の再生医療でスムーズに歩くことができれば、どれだけ楽しい人生を送れるでしょうか。
再生医療は、今後さらに進歩するさまざまな可能性を秘めた治療法といえます。
ADRCとは、サイトリの特許技術のプラットフォームであるセルーションシステムを用いて抽出される多様な細胞で構成される非培養の有核細胞集団の総称で、当院ではこのADRCを用い、細胞を抽出したその日のうちに患者さんに投与する治療です。
Cytori Cell Therapyの作り出す幹細胞は、損傷した組織の修復や機能維持、症状の進行を遅らせることが期待されます。
細胞保存システム
世界をリードするBrooks社製の細胞保存システムを採用しています。
厳重な環境管理のもと、患者様からお預かりした大切な幹細胞の品質を維持した凍結保存を実現します。
保存状況は適切にデータ管理していますので、必要時には即時に患者様の幹細胞を取り出すことが可能です。
また、細胞数と生死率を正確に測定できる細胞計数装置も完備しています。