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術後の傷の治りや、脂肪吸引部の変化について、ご不安な患者様もおられると思います。脂肪吸引手術後、元に戻るまでの回復期間を「ダウンタイム」と言います。ダウンタイムに起こりやすい症状として代表的なものは①痛み(強い筋肉痛のようなもの) ②内出血 ③拘縮(しこり) の3つです。脂肪吸引後の痛みの症状は、脂肪量の多い部位を施術したときは顕著に出ます。脂肪吸引は、カニューレと呼ばれるストローのようなものを使用して施術を行います。その際どうしても周辺組織へのダメージが発生してしまいます。脂肪吸引量が多い=周辺組織へのダメージも大きくなるため、その分痛みを強く感じるようになります。また、脂肪をほとんど残さずしっかり吸引した時も、痛みを強く感じます。ここでも脂肪吸引量が多いことと、脂肪吸引後に施術箇所に脂肪が残っていない事が原因です。脂肪吸引後の空洞を埋められるものが周辺に存在しない為、痛みを強く感じてしまいます。「むくみ」は、脂肪を取り除いて隙間ができると、それを埋め合わせようとして体液(血液やリンパ液など)が染み出します。その結果スペースに水が溜まって、むくみの症状が出てくるというわけです。術後3日以降からむくみが目立つようになります。1週間ほどでむくみのピークを迎えると一時的に体重が増加し不安に思われる方もいらっしゃいますが、むくみによる症状ですのでご安心ください。10日目になると、むくみが落ち着いてきます。硬縮(こうしゅく)とは、痛みやむくみが治まってくる脂肪吸引の術後1週間頃から現れる症状。脂肪がなくなった空間部分や組織がダメージを修復しようとして、体内に線維質を作ることから起こります。肌表面から触った場合は、硬くデコボコと皮膚の引きつれるような感覚を覚えるでしょう。術後3ヶ月〜半年頃で自然と回復します。硬縮は血流を改善すると、栄養素が豊富に術部に送られ早期の回復が見込めます。ストレッチやマッサージなどのセルフケアをマメに行うことでダウンタイムが軽減し、ぐっと違和感を軽くすることができます。

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