ADRCとADSCの比較 Comparison of ADRC and ADSC
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ADRCとADSCの比較
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ADRC | ADSC | |
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・ADRCは、酵素処理によって、脂肪組織内に存在しているままの状態で結合組織基質から分離され、その後、酵素は洗い流されます。 ・ADRCは新鮮な状態で分離されリアルタイムで使用するため、細胞が持つ本来の機能を維持しています。 ・完全に自動化された、機能的閉鎖型のシステムで処理されます。 ・細胞の調整は、最短90分で完了します。 |
ADSC |
・ADSCは、各種の培養培地や血清などを含む人工的に管理された環境下で分離、培養されます。 ・研究の結果、成長と老化に伴う細胞および分子的な変化の多くが、細胞培養で再現されることが示されています。 ・手作業の工程を多く含む、開放型かつ人手を要する処理工程のため、汚染や、作業者による技術の差、試料の取り違えなどのリスクがあります。 ・目標の細胞数に到達するまで、最長で数週間かかります。 |
3種類の「幹細胞」について
幹細胞には、「体性幹細胞」「ES細胞」「iPS細胞」の3種類があります。
体性幹細胞
体性幹細胞とは、人体を構成する細胞の中でも「分化能」と「自己複製能」を持つ細胞をいいます。分化能とはほかの細胞に変化できる力であり、血液系の細胞や表皮細胞、神経細胞などさまざまな細胞になることが可能です。
一方自己複製能とは、自分自身を複製できる力のこと。この力があることで、ほかの細胞に変わった場合にも幹細胞の数が減らないのです。病気やケガをした場合に自らそれを治す力を「自然治癒力」といいますが、それを支えているのは体性幹細胞であるといえます。
- 体性幹細胞のメリット・デメリット
メリット | デメリット | |
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デメリット |
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ES細胞
着床する前の受精卵には胚盤胞と呼ばれる部分があり、その中に内部細胞塊という細胞の塊のようなものがあります。そこから作られたのが、「ES細胞(胚性幹細胞)」です。ES細胞はもともと体内にあった幹細胞ではなく、人工的に作られたものです。多分化性能があることでさまざまな細胞に変化することが可能です。
- ES細胞のメリット・デメリット
メリット | デメリット | |
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デメリット |
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iPS細胞
iPS細胞は、京都大学医学部の山中教授らの研究により作られたことで有名な細胞です。ES細胞と同じく人工的に作られたものであり、多分化性能を持つこともES細胞と同じです。では何が違うのかというと、それは細胞を採取する「場所」です。
ES細胞は、細胞を受精卵の胚盤胞から取り出す必要があります。それに対しiPS細胞は、皮膚や血液など比較的採取しやすい場所から体細胞を採取し、培養します。
- iPS細胞のメリット・デメリット
メリット | デメリット | |
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デメリット |
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診 療 時 間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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14:30~19:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ▲ | - |
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